田舎で働き隊！

お元気ですか。「なかとみ牧場」久ちゃんです。

皆さんは、岡林信康さんをご存じでしょうか。
自分より上の世代には有名な、フォーク系のシンガーソングライターです。

彼の作品の中に、「私たちの望むものは」が有ります。
ここで歌詞を紹介しておきます。


私たちの望むものは
生きる苦しみではなく
私たちの望むものは
生きる喜びなのだ

私たちの望むものは
社会のための私ではなく
私たちの望むものは
私達のための社会なのだ

私たちの望むものは
与えられることではなく
私たちの望むものは
奪い取ることなのだ


今ある不幸せにとどまってはならない
まだ見ぬ幸せに今飛び立つのだ

私たちの望むものは
くりかえすことではなく
私たちの望むものは
たえず変わってゆくことなのだ

私たちの望むものは
貴方を殺すことではなく
私たちの望むものは
貴方と生きることなのだ


今ある不幸せにとどまってはならない
まだ見ぬ幸せに今飛び立つのだ

私たちの望むものは
生きる喜びではなく
私たちの望むものは
生きる苦しみなのだ



自分はこの歌を、松山千春さんのアルバムのカバーで聞いた時、
感動し心に残りました。

研修ツアーで知り合った講師を始め経営者の方々は、
自分の望むものを仕事で得ることの喜びを味わい、
其処に留まらず、先を見据えているからこそ、
話しに深みがあり、その話しに引き込まれる。

懐が深い方々でした。
少し話しが長すぎると言う意見もありましたが…


私が印象に残る研修ツアーは、今永さんの日向ツアーです。
（静岡市の藁科川上流）今永さんの日常を紹介するツアーのようで、
実に計算された物語になっている感じがしました。

図書館の今永さんの好きなコーナーが、今永さんワールドの扉に
なっていて、地蔵さんの昔話しや、その地域の伝説に、
ひょっこりマルメガネの柳田国男さんが顔を出したり、
時間の止まった街並みに、執筆の息抜きに中勘助さんが
ぶらり散歩している感じがしました。

締めくくりに聖一国師と地域と家族を愛する、
山水園の内野清巳さんのお茶栽培の枠を超えた話しと、
親子三世代で仕事がしたいと話した言葉が心に残りました。


これまでの研修と酪農体験をもとに、
３月からまだ見ぬ幸せに向かって飛び立とうと思います。

まだ私の望むものは生きる苦しみの向こう側にあります。




なかとみ牧場の、久ちゃんでした。